人の多様性(パーソナリティ)を分析する
多くのコーチは、クライアントの行動特性を理解し、行動変容につなぎ易くするためにのパーソナリティ診断ツールを学んでいます。 代表的なものとして「ソーシャルスタイル/4つのタイプ分け」「DiSC」「MBTI」「Strength Finder」「エニアグラム」等がありますが、これらの活用法は「その人が持っている特性を活かす」という視点であり、「特性そのものを変える/特性そのものを伸ばす」という視点は希薄です。その理由は、個人のパーソナリティは「変えられるのか/変えることは出来ないのか」が明確で無いからです。この不明確さは「人材育成」には不都合な要因となっています。 ここを明確にした診断ツールに出会い、2日間の研修を受けてきました。
ワシントン大学クロニンジャー博士が開発
相対的に遺伝的要因が強く、神経伝達物質の代謝に規定される「気質」と、相対的に後天的要因が強く、発達・変容する「性格」に分け、パーソナリティは、気質と性格で説明しうるとする、クロニンジャー博士の7次元モデルをもとにした理論。 PreASESパーソナリティ診断は、クロニンジャー理論をベースに開発された「変えにくい部分」と「変えられる部分」を別々に数値化できる診断ツールなのです。 私は、PreASES診断システムを開発している(株)コーポレートウェルネスのパートナーとして、また私自身が行う企業研修の人材育成の部分で、活用して行こうと思っています。
2016.8.20
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