本庄市立の全小学5年生に
埼玉県本庄市の市立小学校12校の5学年全22組(650人)に、ゲストティーチャーとして授業をさせて頂く機会を得ました。
心の健康作り事業 〜強くてやさしい心を育てるために〜
心の健康「気持ちのいいコミュニケーションをとろう」
これが、この授業企画の目的(タイトル)、目標は「強くてやさしい心を育てるための基盤となるコミュニケーション能力を高めるための体験を通して、人との関わり方の大切さを知る」です。6月3日から始まり、6月中に9校廻ります。残り3校は秋に。実は、このような企画って凄いことなのです。私としては「失敗できない」「成功させなければならない」大変重要な仕事なのです。 プロコーチが、スクールコーチ協会のお手伝いを始め、その私自身が小学校の教壇に立つ。驚きですね〜
塙 保己一(はなわ ほきいち)生誕の地
本庄市と言えば、江戸時代の盲目の国学者「塙 保己一」生誕の地です。「群書類従」と言う古典全集を編集刊行した大学者という史実は、頭の隅にありましたがその偉大さを改めて知りました。そのエピソードとして、あのヘレン・ケラーが昭和12年に初来日した時、まっさきに温故学会(塙保己一の学問を継ぐ研究所)を訪問、保己一の木像に触れ「私は塙先生のことを知ったお陰で、障害を克服することができました。心から尊敬する人です」と、感謝の言葉を述べたとの事。もう一つ私に響いたのが、源氏物語の講義をしていた夜、風のため灯かりが消え、弟子たちが慌てて「先生、ちょっとお待ち下さい」と言ったところ、事情を知った保己一が「さてさて目明きとは不自由なものだなあ」と呟いたとの事、う〜〜ん……。
2016.6.11
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