なでしこジャパンの大谷さん、全日本OWSチャンピオンの宮杉さん
「スポーツを通した青少年育成にコーチングを!」を標榜する日本スクールコーチ協会(JSCA)関東支部のスタッフが、元トップアスリートで現在は青少年の指導に当たっている、 元なでしこジャパンでオリンピック選手大谷未央さん(写真手前向かって右)と、 元全日本OWSチャンピオン宮杉理紗さん(写真手前向かって左)を お招きし、パネルディスカッション形式の交流会を開催しました。 (OWSはオープンウォータースイミングの略称、プールで行なう競泳とは違い、海や湖、川など、予測できない自然環境で繰り広げられる戦い。北京五輪で初めて競技(10km)として採用されています。)
お二人に共通したことは
第一線の選手から引退したときは「離れたかった」と思ったと・・・。しかし、「やっぱり好きだ!」(大谷さん)、「輝ける場が欲しい!」(宮杉さん)と育成側の立場で戻って来たお二人。選手時代には随分と苦しいプロセスがあったはずですが、そこを「本気で真剣に」超えてきた。「本気で真剣に立ち向かうと、その後には必ず楽しさが伴う」これは私の持論ですが。結局、心に残るこの「楽しさ」が、次の行動を後押ししていくのですね。また、選手時代を振り返り、選手と監督(指導者)の間には「双方向なやり取り(コミュニケーション)が必要」「納得感が必要」と強調されています。 宮杉さんは、「どう伝えるか?」において、「自分が本当にやることは」を考え、自分目線から相手目線への変化が起こったと。 大谷さんは、「人」に興味を持ち、コミュニケーションを取ることに重点を置いていると。私は、こんな小柄な大谷さんの何処から「国際大会でのハットトリック」や「日本の得点王」のパワーが生み出されたのか・・・、興味を通り越して(人の持つ力の)脅威をも感じました。
2016.4.9
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