2015年5月

ピーター・センゲの
「学習する学校」

「学習する学校」
  ▲「学習する学校」

『学習する組織』で有名なピーター・センゲが

 「最も重要な5大マネジメント書」の一つと絶賛されている『学習する組織』の著者ピーター・センゲが他の専門家と共に「教育改革のバイブル」として書き上げた大作「学習する学校(Schools That Learn)」が885頁の訳本で私の目の前に現れました。
「BOOK」データーベースには、
“『学習する組織』の理論に基づくその内容は、小手先の「応急処置」的な改善策とは一線を画す広がりと深みを持っている。教員、生徒、親、コミュニティの構成員一人ひとりが学校の直面する課題を理解し、未来の「学び」の創造のために協働することが求められる今、多様な専門家の知見を凝縮した本書はその最良のガイドとなるだろう。” とあります。

「教える」組織から「学ぶ」組織へ---、学校改革のビジョンと実践手法

 これは大変です!この本を学ばずして、日本スクールコーチ協会理事は務まりませんね。
しかし厚さ4cm、885頁を読破するのは・・・。以前に「フォトリーディング」の講習を受けたのですがその速読技術は身についていません。・・・大きなテーマを頂きました。
これを目標化して、実践する(このような研修を私は行っているな〜)。
 うん、やりますよ、読破!

2015.5.5

“コーチング”  
を対話する

ぐんちゃぷ勉強会
  ▲ぐんちゃぷ勉強会の様子

久々に、ぐんちゃぷ勉強会をリード

 日本コーチ協会群馬チャプター(ぐんちゃぷ)の入門コース勉強会を担当しました。上記の標題は、その時のタイトルです。入門コースでこのテーマ。それは、“コーチング”が迷っていると感じたからです。正しく言うと、「伝えようとする人・組織」「それに対する巷の噂」など、色々な情報が錯綜し「知ろうとする人」が迷っているのです。
「**が良いらしい」と聞くと「**を試そう」。そして、「**は効果無かった」。
「人」を相手にする“コーチング”、これを覚えれば「いつでも何処でも誰にでも効果が上がります」、そんな訳はないです。「ダイエット法」や「健康法」と似ている所がありますね。

「誰」が「何」を求めているのか

 コーチング学習歴の長い、色々な人に「どんな状況にあった自分が、何を求めてコーチングを学び、何を得たか」を語ってもらうと、色々なコーチングが見えてきます。多様な切り口から語ることで、コーチングを立体的に浮き上がらせようという狙いでした。その対話に参加し、質問を投げかけるコーチング初心者との相乗効果で学びが促進された様です。この勉強会の成果物は、各自が作る「エレベーターピッチ」。久しぶりに「脳が汗かいた」という感想を聞く事が出来ました。

2015.5.16

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