「モチベーション」をテーマにセミナー
日本コーチ協会埼玉チャプターの定例セミナー、今月は、本間直人さんを迎えて行われ、私も参加してきました。学びの大きかったのは、グループ活動を活性化させる時の例えとしての「焚き火」の話し。「燃えやすい木」「燃えにくい木」「一度燃え始めたら消えにくい木」など、「木」そのものの話しから「木の組み方」「火を付ける場所」で燃え方が変わる等々、人間グループの燃え上がり方と同じだと・・・、ホントですね。一人ひとりと、全体を見ることが大切です。
長年の疑問が解決
本間さん配布の資料の中に、この一文を発見! 人々に学び、人々と一緒に計画し、 人々が持っているもので始め、 人々が知っていることの上に築きなさい。 リーダーが真に優れていれば、終わってみると 人々は口々にこういう「自分たちの力でやり遂げた」と。 これは2009年4月この私のトピックス「組織をコーチする」で、“「老子」のこんな一説が思い出されました。”と引用したものと同じ「詩」。実は「老子」のどの部分からの引用で、誰の訳か明確で無かったのです。私の探した範囲では、加島祥造著「タオ−老子」の第17章が最も近い内容という認識まででした。 この件を、本間さんに伺ったところ「私も出典を探しました。結果、老子ではなかった!」 この詩の原作者は晏陽初(あんようしょ、英名;James Ten)さん。老子の言葉を良く取り上げていた人だそうです。出典を確認しないまま「良いものは良い」と使っていた(老子好きの)私のミス!でした。でも、分かってヨカッタ!!
2014.8.11
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