勉強会で講師を
日本コーチ協会群馬チャプター「ぐんちゃぷ」の勉強会で、講師を務めました。今期最後の勉強会、群馬県公社総合ビルの会議室に25名のメンバーが集まりました。ぐんちゃぷの未来、来期に向けて「ぐんちゃぷ」組織とメンバーに対して研修を行う形をとりました。この研修手法が、参加されたコーチの皆さんにとって、真似て参考にできることを願って。
組織をコーチする
個人に対して行っているコーチングを、組織に対して行う手法です。組織を一つの有機体とみなし、伝統的に引き継ぐDNAや強みを引き出し明確化します。さらに未来に向かってありたい姿を言語化していきます。このプロセスでメンバーが持つ「個の強み」「個の価値観」を見つめていくことがポイントです。個のベクトルと組織のベクトルは「協働」するのです。 「部分と全体」智玄の基本になる思想に重なります。
個人と組織の強みに注目する
組織が本来持っている「強み」に注目し、内在する可能性や活力を「対話」によって引き出していくAI(Appreciative Inquiry)組織開発の手法を活用してみました。自分たちの組織、自分たちが行う改革という当事者意識を生み出し、大きな成果が生まれます。 「老子」のこんな一説が思い出されました。 人々に学び 人々と一緒に計画し 人々が持っているもので始め 人々が知っていることの上に築きなさい。 リーダーが真に優れていれば 終わってみると 人々は口々にこういう 「自分たちの力でやり遂げた」と。
2009.4.11
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