2010年8月

お気に入りの窓辺で
読書三昧

白い窓枠と緑
  ▲白い窓枠と緑の木漏れ日

高原で読書の時間

お盆の季節、信州の鷹山(黒耀石の里)で過ごしました。ここでの仕事は、お気に入りの窓辺での「読書」。白い窓枠と木々の緑、そこを通り抜ける涼しい風が最高です。一番印象に残った本は、白取春彦さんの「考えすぎない思考術」。その理由は、今、私の一番のテーマである「クライアントから学ぶ」と、私が目指す「コーチの在り方」に共通していたから。この本の帯には「世間体を気にしない」「先入観を“殺す”」「瞑想で心を落ちつける」「体を使って考えよ」「子供の眼に倣え」「論理的思考を捨てよ」とあります。

切らず、貼らず、折って組み立てる

一緒に宿泊していた奥様方が、千代紙を使って小物箱を作っていました。折って組み立てるだけ、だから分解して平らな紙に戻せる。海外に持っていくと、とても喜ばれますと。私も指南を受けて作ってみました。それが「これ」です(ぜひクリックを)。なかなか良いでしょ!大袈裟ですが日本の文化を感じます。

5歳から60歳までの共通言語

宿泊者には未就学児童から中高校生とその親、さらに爺婆世代まで居たのですが、一緒になって楽しめたのが「絵しりとり」。ただの「しりとり」より数倍面白いですね。
「言葉を探す」→「絵に表現する」→「絵を言葉に戻す」→「つぎの言葉を探す」と、繰り返すのですが、何の絵を描こうとしているのか必死に注目する。相手のやろうとしていることに興味を持って、相手の伝えたいことを探しに行く、こちらから取りに行く。こういうコミュニケーションって最高ですね! そのときの一つの例が「これ」です。

2010.8.16

我が家で
水出しコーヒー

水出しコーヒーとダブルウォールグラス
  ▲ウォータードリップコーヒーサーバーとダブルウォールグラス

一滴一滴2時間かけて

毎朝コーヒー豆を挽いて、円錐型(先の尖った本当の円錐です)のペーパーフィルタに入れた豆に、お湯を注ぎながら抽出するのですが、なかなか思う味にならない。とくに、私の好みと妻の好みの共通する味に仕上げるのが難しいのです。その原因の一つは味覚センサーが違う事。どうやら私には無い渋みに対する味覚が、妻には強くある。私が「苦み」を楽しもうとすると「渋み」があると言って却下。分からない味の部分を探りながら学習するのは大変です。まあ、そんなことを楽しんでいるのですが。
今回は、コーヒーの香りと苦みを楽しむために加熱しない水出しコーヒー(ダッチコーヒー)に挑戦しました。IWAKIのウォータードリップコーヒーサーバーで抽出して、BODUMのダブルウォールグラスで戴く。水は、上記黒耀の水。「美味しいです!」ただしこれは「私の味覚」。いまニューヨークに出かけている妻が、この味を何というか楽しみです。人は「みな違う」のですよね、だから楽しい。

2010.8.23

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