2009年2月

病気も健康の一部
 という考え方

本来の「脳」に
 まかせる

著書&サイン
  ▲著書にサインして頂きました

健康って何だ?

これといった病気が無くても、健康に見えない状態ってありますね。「健康」と「病気」は対比するものでなく、一つの流れの中にある「状態」に過ぎない、らしいです。「病気も健康のひとつ」という概念を述べ、「健康外来」開設されている横倉先生を、東京・三田のクリニックにお尋ねしました。

すべての源は脳

「ストレスを感じない脳が健康をつくる」とサブタイトルの付いた横倉先生の著書「脳疲労に克つ」には、健康に生きる術が書かれています。
先月のトピックスで『利便性や生産性向上のプロセスで靴を手に入れたのですが、その代償として「何か」を失いました』と表現したのですが、先生も著書の中で、『生活は進化しているが、それと引き替えに、人類としての機能、本能が明らかに退化している。現代は「退化の時代」だ。』と言っておられます。その原因が「脳疲労」であると。
興味ある一例、実績として、「ねばならぬ」から頭を自由にさせて「お腹がすいたら、欲しいものを美味しく食べる」という頭の切り替えでダイエット成功の結果を出されています。
この考え方や、下記の「我々が受心」「患者さんが心暖」の言葉に、コーチのハートが大きく共鳴しました。

この「理念」大好きになりました

横倉クリニックの理念として次のように書かれていました。
     患者さんが受診するのではなく、我々が受心し
     我々が診断するのではなく、患者さんが心暖すること
 

2009.2.10

日本コーチ協会
関東4チャプター
交流会・勉強会

座禅
  ▲コーチング魂を座禅で鍛錬

定例化で板に付く

今年で4回目を迎える「関東4チャプター交流会」が茨城県古河市のネーブルパーク「平成館」で行われました。
初日午前中が「切り口を絞ったテーマでスペシャリストが進めるセミナ」、午後は「基調講演」と「全員参加のワークショップ」。翌日は「座禅を組んで自分を感じる」。
今年の新しい切り口は、埼玉チャプター会員の臼井優樹(うすいまさき)さんによる、「写真を使ってクライアントの本質をさぐる」でした。残念ながら私は、この時間、別の勉強会(下記)に出ていたため、欠席しました。

クライアントはどんな人?

ゴールに向かうクライアントをサポートするのがコーチの仕事ですが、コーチはゴールに向う課題は見ない。ゴールや課題に向かっているクライアントその人を見る、この人はどんな人なんだろう?もの事の捉え方は?考え方は?行動パターンは?周りとの関わり方は?等々、コーチからどのように見えるか、これを伝えてあげるだけでクライアントは、ゴールに向かう最善の道を選び出してくる。こんなことを伝える基調講演とその中のエクササイズでした。

守屋洋東洋思想塾

この日の午前中、表記の勉強会に参加していました、「論語」の2回目。実は私「老子」に興味を持っており、その予定である次回を楽しみにしています。
交流会二日目は「座禅」ですが、ここでの「禅の講話」(茨城チャプター理事の武藤義弘さん)の中に老子の「タオ(道)」を感じました。道元禅師と老子の関係は分かりません(これから勉強します)。が、ものごとの真実、根幹は共通するのではないかと思っています。
 

2009.2.22

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