ぐんちゃぷ勉強会に齋藤正明さんを
マグロ船という狭い閉ざされた状況で、厳しい仕事を続けるための智慧としてのコミュニケーション術を分かりやすく著述した本「会社人生で必要な知恵はすべてマグロ船でまなんだ」の著者、齋藤さんを日本コーチ協会群馬チャプター(ぐんちゃぷ)の勉強会にお呼びしました。 齊藤さんはマグロ船ユニホームであるヘルメットと雨合羽姿で我々の前に現れ、その姿で最後までワークショップを進められました。見ていた私は「暑いのでは・・・、蒸れないのかな~」と心配しながらも、楽しそうに話される姿に引き込まれて行きました。親しみやすい語り口で面白く、大変伝わりやい話しに参加者はマグロ船から離れて、自らの生活の中でのコミュニケーションを振り返っていたと思います。
伝わったものが成果
「コミュニケーションは受け手が主体」と言われます。話し手が何を喋ったかでなく聞き手が何を受け止めたかと言うことです。齋藤さんの講演では、正にこれを認識させて頂きました。文章の多い難しそうなテキストを使って伝えるのと、マンガに書き直しビジュアル的に伝える手法を考えたとき、受け手に伝わる方法を選ぶことが大切ですね。固い教科書も必要です、それは間違いないのですが、伝える側の権威(存在証明)のためにその手法を選択するのは困ったものですね(自らを振り返りながら・・・)。 名刺交換させて頂いたとき、お久しぶりですと言われてビックリ!4年前に六本木で行っていた私のワークショップを受けました、との事。その影響があったかどうかは別にしても、立派になられて・・・、そのプロセスに私が存在したなんて、嬉しいですね。
2010.4.18
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