先月のトピックスに載せた「HOME」を見たか? のように同期して、標記シンポジュームの案内がコーチ仲間から届き、参加しました。 このプログラムはアメリカの非営利法人Pachamama Allianceが南米アマゾンで昔ながらの伝統的な暮らしを守り続けている先住民からの呼びかけに応える形で開発されたもので、地球環境の危機に対して映像と体験を交えながらそれを感じ、自ら変化を起こすことを目的としています。日本では非営利法人セブン・ジェネレーションズが提供しています。 “Seven Generations”とは「7世代」を意味しますが、アメリカの先住民が何かを決断する際、必ず7世代あとの子孫に与える影響を考慮するという風習を指すと同時に、「7つのものを生み出す」という意味があり、この活動を通じて「気づき・智恵・つながり・ビジョン・行動・勇気・希望」の7つを生み出すことで未来の世代に持続可能で公正な世界を受け渡したいという想いを込めているそうです。
遠くへ行くなら一緒に行け
「急ぐなら一人で行け、遠くへ行くなら一緒に行け」このアフリカの諺は、アル・ゴア氏が、ノーベル賞受賞時の記者会見で引用したものです。先住民族の思想「われわれは全てのものとつながっている、大地の一部である」は、「人」中心の思い込みを見つめ直さなければならないと感じさせられます。「人工/自然」もおかしいですよね、人も自然の一部なのに・・・。 「不都合な真実」で地球温暖化の危機を訴えているゴア氏は「急いで遠くへ行かなければならない」と早急な取り組みをすべきとも述べています。この4年で100年後が決まると言っている人もいます。
“皆既日食”を見ながら
いま、まさに今、硫黄島からの皆既日食の中継を見ています。コロナが美しく写し出されています。さらに紅い炎「プロミネンス」がアップで写し出されています。 前回、硫黄島で日食が見られたのは平安時代だったとのこと。私も、このスケール(時間感覚)を持って「今」を見つめ、行動を決したいです。松下幸之助さんは、100年後も見据えて経営理論を述べていたそうです。
2009.7.22
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