PBLのファシリテーター役を担当
PBL(Project Based Learning)は、企業から提起された課題に対し、学生達がその解決法やアイディアを、直接企業にプレゼンする学習プログラム。私の役割は、学生達(若者)から、いかに自由な発想を引き出すか、というファシリテーター。 本企画の仕掛け人は日経BP社、私が担当したM大学に対してH社から示されたテーマは、IT業界における「ダイバーシティ実現とその加速」とくに「女性の活躍」に焦点が絞られたもので、プロジェクトの様子は、10月発行の「日経WOMAN別冊」に特集されます。
ファシリテーションを考え、実践
夏休みの半月間に5回の半日集合という集中プログラム。私としては、その1回1回にタックマンモデルの各ステージを割り振って進行させ、いかに心を解き放ち自由な発想を引き出す環境を作るか、個々の学生に注意を払い承認を与え強みを引き出すか、に注力し実践する学びの場として色々な仕掛けを試しました。 プロジェクトの流れを 「I can. We can. Let's try!」 で表現し、合い言葉にしました。
早く答を出そうとする、それも大人の答えを。
頭のよい子(?)は、早く答を出そうとする。「答の無い課題」への取り組み経験が少ないようです。したがって、「混乱期(Storming)」が重要であり、「混乱」「発散」させる意味、その重要性を「楽しさ」を通して伝える方法を考えさせられました。
2015.8.17
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