グラッサー博士の「選択理論」
10年近く前になりますが、コーチングを学ぶ中で出会った「外的コントロール」という言葉。どなかたの解説・引用で読んだのですが、コーチングの理念に一致する、いやコーチングに論理基盤を与えてくれる心理学として、強いインパクを受けました。 その後、解説でなく本人の著書から学ぼうと、注文したのが“グラッサー博士の「選択理論」”。手にしてみると575ページの大作。結局、部分的に読んで「積ん読(つんどく)」状態になりました。
「選択理論・超入門」
一昨年、、渡辺奈都子さんが入門書(上の写真)を出版されました。こちらは、一気に読み、全体像や部分と全体の関係を把握することが出来ました。 今回、講演を聞く事で、著者が伝えたい事やその思いを感じることが出来たと思います。 「学び」のプロセスは、『各論を、個々を積み重ねて全体に辿り着く』、『全体を掴んでから、個々に入り込む』、『部分と全体を行き来する』など、その人の特性や、その時の状況により色々考えられますが、最適条件を「選択」していく必要を感じます。
私など、「森」を見に行ったはずが「木」を、さらに細部に目移りし「寄生している動植物」を見つけて喜んだりしています。「著者サイン」をもらって喜んでいるのも、同じですかね。
2014.3.15
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