過去の体験を基に、今を判断
「視覚トリック3Dアート展」を見てきました。トリックアートは、遠近法や陰影法を使い2次元平面に3次元の立体を表す芸術。上の写真、私以外は、平面の絵(壁に貼られた一枚の絵)なのです。私達は、目から入ったデータを過去の体験に従って情報として作り上げます。遠くにあるものは小さく見える、光を当てると反対側に影が出来る等の体験から立体を判断するのです。その判断材料を「技法」で利用されると、判断が狂わされます。逆に私達自身が考え方や見方の基準を変えれば、周りの世界が全く別物に見える事も想像させられます。
今見えるものから、未来を予測
コーチには、固定観念や既存の枠を外したり、視点や捉え方を変える事が求められます。 クライアントの「今」を切り口に好奇心を持ち探求します。そして未来に向けての可能性を信じます。(過去のデータを基にした)「レッテル」が貼ってあると、その中身は分かり易いのですが、固定的な対応に偏りがちです。 貼った「レッテル」を一度剥がしてみませんか、これは「過去に貼ったものだ」と考え直して。 可能性が広がると思います。
2013.11.1
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