2013年11月

視覚トリック
3Dアート

3Dアート
  ▲象から花束をもらいました

過去の体験を基に、今を判断

 「視覚トリック3Dアート展」を見てきました。トリックアートは、遠近法や陰影法を使い2次元平面に3次元の立体を表す芸術。上の写真、私以外は、平面の絵(壁に貼られた一枚の絵)なのです。私達は、目から入ったデータを過去の体験に従って情報として作り上げます。遠くにあるものは小さく見える、光を当てると反対側に影が出来る等の体験から立体を判断するのです。その判断材料を「技法」で利用されると、判断が狂わされます。逆に私達自身が考え方や見方の基準を変えれば、周りの世界が全く別物に見える事も想像させられます。

今見えるものから、未来を予測

 コーチには、固定観念や既存の枠を外したり、視点や捉え方を変える事が求められます。
クライアントの「今」を切り口に好奇心を持ち探求します。そして未来に向けての可能性を信じます。(過去のデータを基にした)「レッテル」が貼ってあると、その中身は分かり易いのですが、固定的な対応に偏りがちです。
 貼った「レッテル」を一度剥がしてみませんか、これは「過去に貼ったものだ」と考え直して。
可能性が広がると思います。

2013.11.1

ブレスト結果を
「智慧の樹」に

智慧の樹
  ▲皆さん「智慧の樹」に注目

新しいツール「智慧の樹」を試してみました

 先月のトピックスで宣言した通り、ブレーンストーミングで出た意見を情報カードに記入し、それをディスプレーする「智慧の樹」を作り使ってみました。場所は、群馬チャプター(ぐんちゃぷ)の勉強会、進行具合や使い勝手、参加者からの評価も上々。この後、カラーニスで塗色、使用する情報カードもカラー用紙にするなど、見た目を綺麗に楽しく改良します。
こちらが、「智慧の樹」のアップ写真です。

2013.11.9

岩を抱く
魚津の「洞杉」

洞杉
  ▲最大洞杉

力強さを示す、複雑な幹や枝

 「洞杉」は、富山湾に注ぐ片貝川上流に群生する、幹に空洞が出来る天然杉の古木。
岩上の苔に芽生えた杉が何百年も掛けて成長したもので岩を抱くように複雑な幹を形作っているものも多く見られます。雪の重みにねじ曲げられ、折れた幹や枝の脇から再生を繰り返して出来上がったものだそうです。それ故、尋常でない力強さを感じます。
 もう一枚別の写真(ここをクリック)をお目にかけましょう。岩の大きさやそれを抱き込む杉の根(幹?)の広がりがお分かり頂けるでしょう。
 上の写真、魚津最大の「洞杉」は、新潟の「将軍杉」、屋久島の「縄文杉」に次ぐ幹周りを持つ杉の巨木だそうです。2008年1月のトピックスで屋久島の「縄文杉」はご紹介しました。自ら移動手段を持たない樹木の生命力は、動物を遙かに超えていると感じます。次は「将軍杉」に会いに行きます。

2013.11.24

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