ジャコウネコが作り出す世界一高価なコーヒー
ジャコウネコ(Luwak)が完熟したコーヒー(Kopi)の果実を食べ、糞と共に排泄したコーヒー豆。ジャコウネコの腸内酵素によって豆の蛋白質がより小さな分子に分解され、またある種の蛋白質は豆から完全に浸出されて、苦味が減少し風味と芳香が増した円やかな風味のコーヒーと言われています。避暑先の高原で、こんな希少なコーヒーに出会いました。
私がドリップする羽目(栄誉)に
避暑を共にした知人のインドネシア土産なのですが、コーヒー通を自称する私に「入れてみろ」と。 普段でも「豆」が変わると3回くらい試して、初めて味が落ち着く腕しか持ち合わせていないのに、一発勝負で! 封を開けると非常に細かく挽かれている事と、素晴らしく円やかな香りである事はキャッチできたのですが、「苦み」や「こく」のコントロールは淹れてみないと分からない・・・。 結果は、「濃い」のですが、円やかさと特徴的な香りで、苦みはさほど感じさせない仕上がり。 私には、桁違いの高価さを判別できませんでしたが、希有な貴重な体験をさせて頂きました。
2013.8.15
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