相手を信頼するとは
日本コーチ協会群馬チャプター(ぐんちゃぷ)の定例勉強会で、「コーチのコア・コンピテンシ」を扱っています。今回は、その第1回目でした。このテーマ、なにか難しそうに聞こえますが、よく読み・考えていくとコーチにかかわらず「人」の生き方あるいは「人間力」だと気付きます。「コンピテンシ」って「人間力」の尺度だな!と。 「信頼関係」を作るとき邪魔になるのは、固まった自分自身の考え方や判断の基準、生き方そのものだったりするのです。これを打ち破って信頼関係を作るには「リスク」が伴います。自分自身(アイデンティティ)が影響されて揺らぐのではないかと。そう、枝は揺れながらも太い幹をもった「柳」のように、自分自身に対する信頼・自信を持つことが人との信頼関係を作る第一歩ですね。
座禅中の頭
「浮かんだものを捨てる、浮かんだら捨てる」これは座禅を組む時に教えられたことで、「無の境地」になんか入れないので、浮かんだら捨てなさいと言われました。「人」と対峙した時、湧き起こる数多くの気持ちや考え(経験から生まれる大切なものですが)を「捨てる」ことをコントロールできるといいですね、まったくの白紙状態で人と向かえるのは、素晴らしいと思います。「いま、ここ」。その時、そこで生まれるその人に対する興味で会話を進める。出来るようになりたいです。
2010.10.2
|