高原で読書の時間
お盆の季節、信州の鷹山(黒耀石の里)で過ごしました。ここでの仕事は、お気に入りの窓辺での「読書」。白い窓枠と木々の緑、そこを通り抜ける涼しい風が最高です。一番印象に残った本は、白取春彦さんの「考えすぎない思考術」。その理由は、今、私の一番のテーマである「クライアントから学ぶ」と、私が目指す「コーチの在り方」に共通していたから。この本の帯には「世間体を気にしない」「先入観を“殺す”」「瞑想で心を落ちつける」「体を使って考えよ」「子供の眼に倣え」「論理的思考を捨てよ」とあります。
切らず、貼らず、折って組み立てる
一緒に宿泊していた奥様方が、千代紙を使って小物箱を作っていました。折って組み立てるだけ、だから分解して平らな紙に戻せる。海外に持っていくと、とても喜ばれますと。私も指南を受けて作ってみました。それが「これ」です(ぜひクリックを)。なかなか良いでしょ!大袈裟ですが日本の文化を感じます。
5歳から60歳までの共通言語
宿泊者には未就学児童から中高校生とその親、さらに爺婆世代まで居たのですが、一緒になって楽しめたのが「絵しりとり」。ただの「しりとり」より数倍面白いですね。 「言葉を探す」→「絵に表現する」→「絵を言葉に戻す」→「つぎの言葉を探す」と、繰り返すのですが、何の絵を描こうとしているのか必死に注目する。相手のやろうとしていることに興味を持って、相手の伝えたいことを探しに行く、こちらから取りに行く。こういうコミュニケーションって最高ですね! そのときの一つの例が「これ」です。
2010.8.16
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