2008年8月

信州の高原で
子供と自然に触れ
体感したこと

高原野菜の収穫
  ▲高原野菜の収穫

出来るところから

信州の高原でゆっくりしていたのですが、仲間の子供達を観察していてつくづく感じました。幼い子供が新しい行動にチャレンジするとき「いま出来ること」をくり返し確認しながら、次のステップをちゃんと見据えている。やりたい気持ちが見えるのです、黙って見守っていれば自ら挑戦し始めるのです。むかしカリスマ家庭教師と言われる人が話していたことを思い出しました。教える秘訣は「本人が知っていることから教え始めること」。

自然〜じねん

写真のトマトを見て下さい、畑で熟したトマトです、美味しいトマトです。これとは違いますが野澤重雄さんが開発したハイポニカ農法で育てたトマトは、一株に1万数千個の実をつると言います。植物の潜在能力をそのまま引き出せば良いのだそうです。自然(じねん)とは、「自(みずか)ら然(しか)るがごとき」と言う意味。植物の命が、自ら然るがごとき状態を与えられれば、一株に1万数千個なのです。

無限の可能性

「人は無限の可能性を持つ」と言います。自然(じねん)の状態に環境を設定すればです。人工的や人為的とは「本来持つ無限の可能性」と引き換えに「何か別のもの」を得ているのですね、それなりの理由があって。代わりに得ているものの価値って、そんなに大きなものなのでしょうか?

2008.8.15

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