カテゴリー: CHIGEN’s TOPICS

▲ Disney's Castaway Cay (Bahamas)

クリティカルシンキング

▲ AIが画像化した「クリティカルシンキング」

コーチの視点

5月5日は「智玄記念日」、2000年コーチングを学び始めた年にこれを決めました。私自身が色々なことから独立した年でもあります。 クライアントさんには感性の豊かな人、経験豊かな人、学識の高い人が居られて学ぶことが非常に多いのですが、先日、ビジネスパーソンであるクライアントさんから、「コーチングは “クリティカルシンキング” ですね、先週研修を受けたのですが、正にそのままです」と言われました。そのポイントとは  1.視点を変えて疑い続ける、常識を疑う  2.自分色の眼鏡に気付く  3.事実と解釈を区別する この3点…… READ MORE

立ち位置を考える

▲ 国際コーチング連盟日本チャプター

ICFジャパン アドバイザリーボードに参加して

私は今、NPO法人日本スクールコーチ協会の顧問として「コーチング研修」や「コーチ養成講座」に関わっています。この協会は、ICFジャパン(国際コーチング連盟;International Coaching Federation の日本チャプター)のファミリー(賛助会員)でもあり、アドバイザリーボード(諮問委員会)にも参加しています。今回は協会理事に代わって私が参加しました。 この業界では古株になってしまった私、他のファミリーには懐かしい面々、錚々(そうそう)たる面々が集まっていました…… READ MORE

伊豆半島を巡る

▲ 枯野公園;海底噴火を間近に見る

海底噴火を間近に

熱海から東伊豆を南下、南伊豆を回って西伊豆を北上して沼津まで、伊豆半島を海岸沿いに「食」と「景色」と「温泉」を楽しむドライブ旅行に出掛けました。 その途中、想定外の「知」に出合ったのです。上の写真は西伊豆町枯野(かるの)公園にある「鍛冶屋浜(かんじゃま)から見る地層」です。 この付近の海岸は、伊豆がかつて海底だった頃、400万年前頃の海底火山の様子を伝えているのです。その後の隆起で、噴火当時の様子をありのままに見ることができる場所として、世界的な研究がここで行われているそうです。 専門的なことは分かりませ…… READ MORE

春爛漫~暑い・・・

▲ 水温む春の小川

桜は?土筆は?

3月末に東京で桜の開花宣言があり、その直後に30度近くまで気温が上昇するという暑い日に見舞われました。散歩道沿いの小川には、鴨(かも)が気持ちよさそうに泳いでいました。
やっと咲き始め
こちらは毎年楽しみにしている川沿いの桜並木、昨年は3月末には満開でしたが、今年は「やっと咲き始め」状態です。一気に満開に向かうかと思いきや、桜もあまりにも急激な温度変化で、ついてこれないようです。 川沿いの桜を土手から眺めると、土手の土筆(つくし)と一緒に「いい絵」が出来ます。で、土筆を探したのですが、見つかりません。 今年は…… READ MORE

倫理と道徳

▲ (株)コーチ・エイの勉強会

プロコーチに求められるもの

国際コーチング連盟(ICF)ではプロコーチに求める「倫理規定」と「核となる能力要件(コア・コンピテンシー)」を明確に打ち出しています。これを身につけることはプロコーチには必須です。3年前のトピックスでも取り上げていますが「コーチの倫理規定」の勉強会に再度参加しました。
ICFコーチに求められるもの
コーチとしてだけでなく、コーチを養成している立場の者として、重要で基幹となる領域ですが、今回また新たな気づきや解釈の深まりが起こりました。 3年前と同じ文章を読んでも、入ってくるものが異なる。と言うよ…… READ MORE

物が人に訴える

▲ 東京国立博物館 特別展「本阿弥光悦の大宇宙」

天才観測

江戸時代初期、書や漆芸、陶芸、出版など、さまざまな分野で活躍した本阿弥光悦(ほんあみこうえつ:1558~1637)の展覧会が東京国立博物館平成館で行われていました。その世界を「大宇宙」と表現し、それを「天才観察」しようというキャッチに惹かれて、会期末近くになって訪れました。 正直、その名前に記憶はありましたが、どのような人物なのかは知りませんでした。 光悦は、刀剣鑑定の名門家系の生まれ、自身も優れた目利きの力量を持ち、徳川将軍家や大名たちに一目置かれていたそうです

芸術作品が、人に与える感動

展覧会は、光悦の今に伝…… READ MORE

感じる力

▲ 大きな雛壇の横、竹の中から・・・

力の弱い人が物を壊す

散歩途中、古民家に残るお雛さまを一堂に会して行う地域のひな祭りを覗きました。上の写真は、百体以上が居並ぶ大雛壇の隅に置かれた、竹から生まれた「かぐや姫」的なお雛さま、可愛くてパチリと一枚。 たまたま係の人が、お雛さまを移動させているのを目にしたのですが、それは丁寧にそ~っと扱っていました、当然ですが。 その時、思ったのです、「そ~っと扱うには力が要るな」と。 その力とは「物理的・身体的な力」と「感じる力」、自分が加えた力(作用)に対する相手の反応(反作用)を感じる力です。 私の中に、力の弱い人がノズルを…… READ MORE

諏訪の浮城

▲ 高島城天守閣と冠木橋

諏訪 高島城

「城ブーム」が今また盛り上がっています。少し前にTVで見て気に掛かっていたお城を巡りました、温泉に出掛けた帰り道に。 気に掛かった一番目は「浮城」という言葉、諏訪の高島城です。 420年ほど前の1598(慶長3)年、豊臣秀吉の家臣「日根野高吉」により築城されたもの。当時、城のまわりは湖水と湿地に囲まれ、あたかも諏訪湖に浮かぶようであったので「諏訪の浮城」と呼ばれるようになったそうです。 上の写真、小ぶりながら格好の良い天守閣は1970(昭和45)年に復興されたものですが、手前に写るのは「冠木橋」と「冠木門」、お…… READ MORE

共感と共観

▲ 共感と共観

「キョウカン」を示す

国際コーチング連盟(ICF)が定めるコーチ能力を行動ベースでチェックする項目(PCCマーカー)の中に、 4.2: Coach shows support, empathy or concern for the client.  (コーチはクライアントへのサポート、共感、関心を示している) とあります(日本語訳はICF日本支部)。 “共感を示す”とは、具体的にどのような行動を示すことなのでしょうか。日常使用している「共感」には、相手の感情に自分の感情を同調させる “情動の共鳴” という意味があります。しかし「この共感」、コー…… READ MORE

直感と直観

▲ 直感と直観

「チョッカン」に従う

国際コーチング連盟(ICF)が定めるコーチのコア・コンピテンシー「Embodies a Coaching Mindset (コーチングマインドを体現している)」の中に、「 Uses awareness of self and one’s intuition to benefit clients (自身の気づきとその場での直観を使ってクライアントに利益をもたらしている)」という項目があります(日本語訳はICF日本支部)。 コーチの基本として「チョッカンに従う」は、以前から学んでいたことなのですが、今ごろ引っかかりまし…… READ MORE