▲ Disney's Castaway Cay (Bahamas)
▲ 私にとって初めてのカズオ・イシグロ
文学を好む私ではないのですが
テレビから私に飛び込んできた
「自分が信じたいこと」が正しい
「自分が感じていること」が真実だ
こう考え感じるのが人間の性。これが、いま分断の世界を生んでいる。
この人間に対して、小説家としてできることは何か? 無力さを感じ、・・・
それを乗り越え書き上げた作品。
この言葉は、ノーベル文学賞・受賞者 カズオ・イシグロさんが発しているものでした。
文学作品には興味の薄い私ですが、上記の言葉と共に、“先端科学”と“社会的格差”への問いを散りばめた作品と言うことで興味をそそられ入手。この本は、4月3日のトピッ……
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▲ ウェビナーの案内画面(鈴木善幸さん)
「リーダーのためのセルフトークマネジメント入門」
(株)コーチ・エィが行う上記表題のウェビナーに参加しました。「セルフトークマネジメント」という言葉に興味を抱いたのと、久々に鈴木さんのお話が聞ける、それと参加無料も理由です。
このセミナは、コーチングを本格的に学ぶプログラム「コーチ・エィ アカデミア」への導入の位置づけ(フロントエンド)であり、そのプログラムの出身者である私などは “お呼びでない” のですが、“ご免なさい”と参加しました。
自分自身の中で行う対話、それをマネジメントする、どういうことでしょう。
「セルフトーク」は
……
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▲ どのページを開いても引き込まれる
偶然、出会った本ですが
出口治明さんの推薦コメント“「自分の頭で考える」ことの重要性を豪速球で投げつけてくる、希有な本” が目に留まり、そこから出会った「社会心理学講義」。帯の文章(本文からの引用)も衝撃的です。上の画像から読めますかね?
「善悪の基準は我々が信じているほど堅固なものでないことが納得されるでしょう。」と書かれています。
出口さんの推薦文には、
“すべてのビジネスは、人間と人間がつくる社会を対象としている。従って、何よりも先ず、人間とはどういう生き物で、人間がつくる社会とはどういうものか、ということをリアルに……
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▲ 渋沢栄一の詩碑
渋沢栄一「第二の故郷」
2月14日のトピックス「論語と算盤」に書いたNHK大河ドラマのタイトル「青天を衝け」は、渋沢栄一が「第二の故郷」と呼んだ長野県佐久市の内山峡で詠んだ漢詩からつけられたとのことで、その詩碑を訪ねました。
中央に「衝青天」の文字が
国道254号(コスモス街道)沿いにある急峻な岩肌に貼り付く崩れ落ちそうな「阿夫利(あふり)神社」横の岩肌にそれはありました。
栄一が19歳の頃に詠んだものと言われ、全文およそ260文字。その中央付近に「衝青天」の文字が読み取れます。
栄一もその最たる人ですが、江戸時代の学問レベ……
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▲ 無患子(ムクロジ)の種子
親の願い
散歩道にあるお寺の境内にムクロジの実が小枝ごと落ちていました。見渡すと実もたくさん。秋に付けた実が枝に付いたまま冬を越し、春の強風で落ちたものでした。
ムクロジは「無患子」と書き、「子が患わ無い」ようにという親の願いが込められた名前。黒い種子は「羽根つきの羽根の錘部分」に使うもので、羽子板も「厄」をはね返す縁起物だそうです。
“親の願い”で思い出しました。どなたの言葉だったのか記憶に無いのですが、
「親にできることは、子どもの健やかな成長を願うことだけ」と。
深い意味を含んだものとして私の心に残っています。コーチの……
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▲ 講師は米国の自宅から
効果的に組織にコーチングを導入するには?
私がコーチングを学び、その後も10数年間一緒に仕事をしていた(株)コーチ・エィが、海外コーチを招いたプログラム(Global Coach Series)を開始しました。表題はその初回のタイトル、講師はレネー・ロバートソンさんでした。
企業に対して「社外コーチ」として関わっている私には、興味あるテーマでした。
あなたの組織は(クライアントの組織は)コーチング導入の準備が出来ているか
この表題は、アイキャッチ画像に書かれているタイトルです。講師の経験と、国際コーチング連盟のレポートを元に話……
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▲ 「禅×コーチング」@zoomの1シーン(島津清彦さん)
コーチ仲間の勉強会で「禅」を
コーチで養蜂家で、在家得度されている“幸知 輝”さんのご紹介で、禅マインドプロデューサー島津清彦さんをお呼びしたコーチ仲間の勉強会が行われました。
私自身、以前より「禅」「マインドフルネス」には大変興味を持っており「禅語」を引用したりしていました。
この勉強会で見せられた(上のアイキャッチ画像に示されている)
“「単」純に「示」すと書いて「禅」という”
これに深く感じるものがありました。正に「日本文化」の本質に通じるものと思いました。続いて「無の境地」という言葉も浮かびました。
コーチがクライアント……
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▲ 読みやすく分かりやすい、さすが齋藤先生の本
始まった大河ドラマ「青天を衝け」
2月14日スタートのNHK大河ドラマ「青天を衝け」は、「日本資本主義の父」と称される渋沢栄一を主人公にしたもので、私には現在失われているとしか思えない「道徳と商売(経営)」を考える機会になっています。
渋沢栄一と言えば、2024年に更新される一万円札の顔としも発表され、地元の深谷市では「渋沢栄一記念館」など大盛り上がり。埼玉県民の私も地元感覚です。
日本は真の資本主義を忘れている
このタイトルは、アイキャッチ画像に使っている本(齋藤孝著「渋沢栄一と「論語と算盤」)の帯に書かれている言葉。帯……
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▲ 散歩道に香り立つ白梅
散歩道を見直す
私の散歩には身体のためのウォーキングと、季節・自然を感じる散策があります。
寒暖差の厳しい今年、冬と春の日替わりは身体には余り良くないようですが、梅の木は頑張って、私の大好きな香りで散歩道を包んでくれています。
散歩道に立つ標識、この道筋でした
こちらの写真、今までにも目に入っていた標識ですが散歩道と交差する辻に立っています。
「鎌倉街道」、散歩に新しい意味が加わりました。健康、感性にプラスされたのが知識、知的好奇心です。
そして帰宅後、検索して見つけた地図、散歩道にあった鎌倉街道は、鎌倉から高崎をつなぐもので……
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▲ 円空作「三十三観音立像<部分>」
自分の役割を顧みると
1月も終わりに近づきましたが、年頭と言える内に「自分の役割」「存在意義」を考えてみました。
これまで行ってきた得意なこと、好きなことは何だったか? そこに共通するものは何か。それは「強み」であったり「価値観に一致するもの」であるはず。
まず浮かんだのが「間(あいだ)をつなぐ」こと。
大学(工学部)教員の頃、難しい理論や法則を、実践(設計)の場で利活用する方法に噛み砕いて教えるのが得意でした。
「あ~、この理論・法則はこういう意味だったのですね、ここで使うのですね。」「こうやって使えば、答えが出るのですね……
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