投稿者: 三好智玄

▲ Disney's Castaway Cay (Bahamas)

失われた時を求めて

▲ 『失われた時を求めて』名文選

『失われた時を求めて』名文選

先月、出身高校の同期会があり〝『失われた時を求めて』名文選〟という著書を頂きました。 繊細複雑な文章と、その長さで文学史にそびえ立つ『失われた時を求めて』。岩波文庫版を全訳した編者が、生と死/愛と性/認識と忘却など、八つのテーマで選び抜いた断章は、あらすじを知らずとも、どの頁からでも気軽に楽しめる。人間と社会の深層をえぐる箴言と散文詩のような珠玉の文章には、世界の見方を一新する言葉が煌めく
著者のサイン
と岩波書店のHPで紹介されている一冊です。 超長編の本編は2019年11月のトピックスで紹介…… READ MORE

〝生〟を楽しむ

▲ ディズニー・オン・クラシック

ディズニー・オン・クラシック

師走(12月)の〝生(演奏)〟と言えば「第九」が定番ですが、今年は趣向を変えて「ディズニー・オン・クラシック」を選んでみました。丁度、家族の誕生日に我が家の近く所沢市民文化センターで演奏会が開かれたのです。 ご案内には、
所沢市民文化センター ミューズ会場
22周年を迎えた日本最大規模のオーケストラ・ツアー ディズニーのアニメーション、映画、テーマパークなどで生まれた“音楽”に焦点をあて、フル編成のオーケストラと、ヴォーカリストの 素敵な演奏にのせてお届けする、大人のための音楽会です。 とありました。…… READ MORE

埴輪の世界

▲ 埴輪 挂甲の武人(東京国立博物館HPより)

埴輪に驚きひとしお

東京国立博物館で行われている特別展「はにわ」を見てきました。10月のトピックス「かみつけの里」(高崎市)では静かにゆったりと埴輪に会いましたが、東京上野は多くの人だかりの中、入場制限も実施される混みようでした。 しかし、埴輪の歴史的変遷・意味づけなど、さすが国立博物館らしく見応えのある展示で、驚くことが多々ありました。

国宝 挂甲(けいこう)の武人

上の写真の左端、埴輪として初めて国宝となった「埴輪 挂甲の武人」です。 他のよく似た4体は群馬県内で出土した6世紀の埴輪で、各地(アメリカも含む)の博物館に所蔵さ…… READ MORE

随身門

修復なった堀兼神社の随身門

随身門及び随身像

上の写真、2021年12月のトピックス「銅葺き屋根の山門」で紹介した堀兼神社です。その時は、鳥居と本殿の間にある建物の真新しい銅葺き屋根の美しさに感動したのですが、神社だから山門とは呼ばないはずと書いたこの建物、大がかりな改修工事と共に、そこに納められていた二体の像も修復に出されていました。 その修復が終わり戻ってこられた、との情報(狭山市HP)から色々なことを学びました。
矢大神
この建物は神社の入り口にある門で「随身門(ずいじんもん)」と呼ばれ、寺院の仁王門に相当するもの。 左右に随身像を安置し、邪悪な…… READ MORE

みんなちがってみんないい

▲ 元乃隅神社(山口県長門市)

123基の鳥居と絶景

上の写真、123基の鳥居と絶景のコントラストを誇る「元乃隅神社」(山口県長門市)。2015年には、アメリカのCNNによって「Japan’s 31 most beautiful places」の一つに選出されるなど、国外からも注目を集めている名所です。 下関で大樹、奇樹と出合った後、日本海側に回りました。波の荒い日本海です。 写真の先端、向こう側には、海蝕洞から吹き上がる「龍宮の潮吹」という自然現象を望むことができます。

青海島(海上アルプス)

青海島(海上アルプス)
元乃隅神社から東に移動し、日本海の…… READ MORE

大樹、奇樹

▲ 二つの朝日が昇る窓

昇る朝日

私は、生まれた環境を受け入れそこで最大限に生きる〝樹〟に畏敬の念を抱いています。過去のトピックスでも多くの大樹を紹介してきました。 山口県に所用があり、その後に2本の〝樹〟に会おうと下関に宿を取りました。そのホテルの窓の景色が上の写真です。松の木の向こうに二つの朝日が輝いています。不思議ですね~ 実はこの写真、「窓から見た景色」ではなく「窓に映った景色」なのです。この窓全体がゆるく湾曲しており、1枚づつ角度が変わった鏡になっていたのです。面白い写真が撮れました。

〝樹〟の生きる力

川棚のクスの森
1本目の樹は、下関市…… READ MORE

かみつけの里

▲ 秋桜に囲まれた「二子山古墳」

上毛野はにわの里公園

10月後半というのに、年間夏日を更新中の日本列島ですが、秋桜(コスモス)が美しく咲く「上毛野(かみつけの)はにわの里公園」(群馬県高崎市)に出掛けました。 上毛野は、古墳時代の群馬県地域の呼称だそうで、ここは「古墳」と「埴輪」の里なのです。5世紀末から6世紀前半にかけて起こった、二度の榛名山大噴火で隠されていた遺跡が発掘調査で明らかになった処です。 上の写真は「二子山古墳」の全景、左側のこんもり盛り上がった部分が「前方後円墳」の円形部分でこの頂上に大きな「石棺」が納められており、そこまで登ることが出…… READ MORE

価値共創

▲ 香り立つ金木犀(キンモクセイ)

学びの季節

前回トピックスは〝松茸三昧〟で「食欲の秋」を語りました。いつまで続くのかと思われていた酷暑も陰りを見せ、ようやく秋が見え始めました。 「読書の秋」「勉強の秋」「芸術の秋」・・・色々と言われていますが、秋は「学びの季節」ですね。 今回は、思いに耽る散歩道で見掛けた秋の景色を並べながら「私の学び」を述べてみます。

共創とは?

VUCA*と呼ばれ、社会やビジネスにとって未来の予測が難しくなっている今注目されている「共創」をプロコーチの立場で考えました。 経済産業省が2022年に公表した「令和 3 年度企業による価値共創事業の…… READ MORE

松茸三昧

▲ 松茸三昧の食卓

美ヶ原を散策

八ヶ岳中信高原国定公園の最北に位置し標高2,000mの高原台地「美ヶ原」。 北・中央・南のアルプスから富士山まで360度の眺望が広がる、なだらかな起伏の台地。放牧された牛たちが草を食んでいました。
美ヶ原「美しの塔」
私は美味しい松茸とお酒を頂くために、腹ごなしの散策。 この美しい高原には霧の発生が多く、濃い霧にまかれた登山者を守るための霧鐘(むしょう)を備えた「美しの塔」が建てられています。 塔の南面には美ヶ原を愛した山の詩人尾崎喜八が書いた「美ヶ原溶岩台地」の詩文、北面には山本小屋を開き登山道を整備した山本俊…… READ MORE

ちがいをつなぐ

▲ 「インクルーシブフェスタ」を覗きました

インクルーシブフェスタ

“ちがう”をつなげてみんなの“つよみ”に! 6月3日のトピックスで紹介した「インクルーシブフェスタ」を応援してきました。 私が標榜している「ちがいに 気付く、ちがいを認める、つなぐ、楽しむ」に合致するイベントです。
色々な人が集う会場
草の根運動レベルから抜け出しつつあるこうした活動に力を注いでいる皆さんに、感服すると同時に精一杯の応援エールを送ります。 会場は、老若男女、車椅子の方々、みんなが楽しめるイベントがここそこで行われ賑わっていました。 ステージでは、脳卒中サバイバー中心のダンス&バンド、手話ダ…… READ MORE