ライブからオンラインで
関東地方の北側にある日本コーチ協会の4つのチャプター(栃木・茨城・群馬・埼玉)が年に一度集まって行う交流会、17年も続いています。ここ3年コロナ禍でオンライン開催のため、趣が変わってきています。
東京や神奈川と違って、活動を広げたり展開しにくい4チャプターが “集まって頑張ろう” や、“地域密着” 的で和気あいあいな雰囲気を喜んでいた人が多かった印象を持っていた私ですが、オンライン化で、他地域(全国)から参加する人が増えた事による変化です。地元参加者も減っている感じ・・・
「関東4チャプター交流会」の目的、意義を再確認する必要があるようにも感じました。閉鎖的な方向ではなく、新しい意味を創り出すために。
コーチングの今とこれから
基調講演は「コーチングの今とこれから~国際コーチング連盟ICFの近年の動きから見えるコーチングの未来~」(コーチ・エイ 戸田ちえ子さん)でした。
このお話しは、良かったですね。正に “ICFの近年の動き” を分析し方向性を明確に示してもらえました。
・倫理規定の部分では、「コーチとクライアントの1対1の関係」から「コーチングの提供に関係する全ての人を対象」へ。
・コアコンピテンシーの部分では、「コーチングスキル(Doing)」から「あり方(Being)」へ。
・活用範囲の広がりでは、「チームコーチングのコア・コンピタンシー」を明確にし、資格策定に。
これらはコーチングのニーズ領域が拡大している結果だと思われます。
その中で、コーチのあり方(Being)を大切にする扱いは、コーチに求められる人間性に関わることであり共感すると共に嬉しいです。
この4チャプ交流会の翌日、日本スクールコーチ協会でチームコーチングに関係する勉強会の講師を行いました。
先生方にとっては「学級経営」の観点から「クラス(学級)」に対してどうコーチングを活用するか、に関心が高いと思われます。
多様な複数人からなる「全体(場)」をコントロールする、そこを構成している「個」に関わる、「個と個の関係性」を踏まえ制御する能力などコーチならこその対応が求められる場面だと思います。
教育界にコーチングは必須であり、日本ではまだまだこれから、と言う感もあります。
早く来い
教育界におけるコーチング “早く来い” ですが、私の部屋の窓辺には春が来ています。これは桜草の園芸品種プリムラ、日が当たると香りが部屋一杯に広がります。
「は~るよ来い、は~やく来い、あ~るき始めたミーチャンが・・・」という童謡がありましたね。
私は「おんもに出て」近所は歩き回っていますが、旅行に出たいですね~。(実は予定は出来ていて、行きますが)