モダンエルダー
地位や肩書きでななく、知恵と経験によって尊敬される“新しい年長者”「モダンエルダー」、40代以上が「職場の賢者」を目指すこれからの働き方。
表紙にこう書かれた上の画像の本(チップ・コンリー〔著〕、大熊・関〔訳〕、日経BP)、私に納得感と同時に、大きな後押しの力を与えてくれました。私にはインパクトのある本でした。
仕事上での達成感とか貢献度に対して“老化”を感じ始めている人に読んで欲しい。幸せホルモンの分泌の少ない人、あるいは、仕事や家庭の事情でより多くの重荷を抱え込んでいる人はそう思いやすいだろう。しかしスタンフォード長寿センターの調査では、人生の幸せのU字カーブでは、45歳から50歳あたりで最低値になる傾向があり、もしも自分がそこに当たると思った場合は、あと数年たてば底を抜けられるということを知っておいて欲しい。
ここでは「壮春期(midlescence)」を定義し、そこを上手く通過することによって、U字カーブの後半を上手く上昇させられると述べ、「モダンエルダーの5つの知恵」を示しています。この本はその指南書になっているのです。
この本の最後の部分には、「mmhmm」を提供しているAll Turtles社のCEOフィル・リービン(Phil Libin)の言葉として、
我々はすでにデーターを知性に変える方法を学びました。次のステップは、知性を知恵に変えることです。新しい世代の「モダンエルダー」が必要です。
物事をどうやるか(how)だけでなく、なぜそうするのか(why)を教えてくれる人たちです。
と書かれています。
TVドラマを見て原作の漫画へ
こちらは、全く別次元のインパクトを与えてくれた「本(漫画)」。
先月、偶然見たフジテレビ「ミステリと言う勿(なか)れ」(主演、菅田将暉)に惹かれるものがあって、その原作漫画を大人買。
真実は一つじゃ無い、人の数だけある。
こんな言葉がどんどん出てくる。変わり者の大学生がひたすら喋りまくって、巻き込まれた事件の謎も人の心も解きほぐす新感覚ミステリーなのです。
「僕は常々思ってるんですけど…」という語り出しで始まる整(主役の名前“ととのう”)の言葉の数々。屁理屈のようにも聞こえるのですが、既成概念の呪縛を解き放つ言葉になっています。深く、面白い!
もう一つのインパクト! 私にとってはショックなこと。
漫画を見ていて、登場人物の顔の区別が付かない。外国人が皆同じ顔に見える、区別が付かないのと同じ現象が起こっているのです。今どきの若い人は、皆同じ顔に見えるという老化現象を突きつけられました。
春が香り出しました
散歩道、春の香りをキャッチしました、梅の花です。こちらは敏感に!
嗅覚はまだ衰えていないようです。
嗅覚と記憶の特別な関係、記憶の構造が違うことに興味を持っています。
幼少期の匂いの記憶を未だに持っています。
これからの人生「サードステージの春」を香らせたいですね。