東京北区渋沢栄一プロジェクト
2024年に一万円札の顔になる事が決まり、NHK大河ドラマ「青天を衝け」の放映が決まり、一気に「渋沢栄一」への注目が集まったその時期、東京北区渋沢栄一プロジェクトが立ち上がっていたのですね。私は、最近やっと知りました。
このプロジェクト、2019年から始まり、今は「第4フェーズ」で大河ドラマの放送に合わせたプロモーション。来年以降は「第5フェーズ」として、新一万円札への変更に合わせたプロモーションが企画され進行しているのです。
その、飛鳥山(東京都北区、JR王子駅)に行ってきました。
人生の拠点を飛鳥山においていた渋沢の業績・人生を、北区と絡ませたシティプロモーションによるブランディングを行っているのですが、行政と民間が協力して推進している形を見て、「北区」なかなかやるな~、と感じました。
今のメインは「大河ドラマ館」
〝テーマパーク王子飛鳥山〟としては「渋沢資料館」「晩香廬」「青淵文庫」「紙の博物館」「飛鳥山博物館」があるのですが、今のメインは博物館内にある「青天を衝け 大河ドラマ館」です。
入場者数を制限して密度を下げてはいるのですが、ここは人気スポットで人は多いです。その中で人が映り込まないように撮れたこの写真は、1867年のパリ万博幕府ブースのセットを再現したもの。中央は金屏風と日本刀が展示されていました。
「青淵文庫」は、国指定重要文化財であり文庫として堅牢な作りですが、接客の場にもなっており、落ち着いた風格のある建築です。
こちらの写真は「青淵文庫」のステンドグラスと装飾タイル。渋沢家の家紋である「丸に違い柏」にちなんだデザインで、とても綺麗でした。
今年の最後、重みのあるイベント、歴史に出合わせて頂きました。コロナ禍が落ち着いたら、もう一度訪問したいと思います。