散歩道を見直す
私の散歩には身体のためのウォーキングと、季節・自然を感じる散策があります。
寒暖差の厳しい今年、冬と春の日替わりは身体には余り良くないようですが、梅の木は頑張って、私の大好きな香りで散歩道を包んでくれています。
こちらの写真、今までにも目に入っていた標識ですが散歩道と交差する辻に立っています。
「鎌倉街道」、散歩に新しい意味が加わりました。健康、感性にプラスされたのが知識、知的好奇心です。
そして帰宅後、検索して見つけた地図、散歩道にあった鎌倉街道は、鎌倉から高崎をつなぐものでした。
「鎌倉街道」
お江戸・日本橋を起点とした「五街道」は小学校で学びましたが、鎌倉時代の街道は習った記憶がありません。鎌倉幕府と各地を結ぶ道路網、当然整備されていました。
関東地方に広がる3本の主要な道が、上道(かみつみち)・中道(なかつみち)・下道(しもつみち)で、我が家の近くを通っているのは「上道」でした。
学校で習った記憶はありませんが、「いざ鎌倉」これは知っています。
鎌倉幕府の御家人が有事の際に「いざ鎌倉」と鎌倉殿の元に馳せ参じる意味。この時のための道なのですね。
私にとっての鎌倉は? 鎌倉街道は?
今の私にとって「有事」「鎌倉」「街道」は、何だろう?
この問いかけは面白いです。
今、一番大切にしていること、想定される危機、危機対応法、「危機管理能力」が問われているのですね。
有事に対応する道を整備しておかなければなりません。