ディズニー・オン・クラシック
師走(12月)の〝生(演奏)〟と言えば「第九」が定番ですが、今年は趣向を変えて「ディズニー・オン・クラシック」を選んでみました。丁度、家族の誕生日に我が家の近く所沢市民文化センターで演奏会が開かれたのです。
ご案内には、
22周年を迎えた日本最大規模のオーケストラ・ツアー
ディズニーのアニメーション、映画、テーマパークなどで生まれた“音楽”に焦点をあて、フル編成のオーケストラと、ヴォーカリストの
素敵な演奏にのせてお届けする、大人のための音楽会です。
とありました。
「Our Wishes 〜未来へ」をテーマに、『リトル・マーメイド』『スター・ウォーズ』をポイントに据えて、ディズニーの名曲が奏でられました。
その中で「アンダー・ザ・シー」(”Under the Sea”)を聞いたとき、11月8日のトピックスに掲載した金子みすゞの「お魚」「大漁」が思い浮かびました。通じるものを感じたのです。
生演奏から味わったものは
普段、一流のプロとは言えない生演奏を聴くことの多い私ですが、今回は「オーケストラ・ジャパン」一流のフルオーケストラです。そのオープニングで感じたのが、完成度の高いCDを最高のオーディオシステムで聞いているよう・・・。「おまえの耳はおかしい」と言われそうですが、正直そう感じたのです。そう感じさせた原因は何なのでしょう・・・(綺麗すぎたのかな・・・)
私自身、自分の耳に不安を感じる所でもあります。
ところが!〝人の声〟歌ではなく、声を楽器と同列にオーケストラと一体化させた演奏に入ったとき、感動しました。
舞台下手に位置した7人のヴォーカリストが楽器と共に声を出す。
人の声って、素晴らしい楽器だと感じました。
後半では、ミュージカル風に〝歌〟が入るのですが、ここには語られるストーリーがあり、そこにはそれの感動がある。
人の声って凄いですね。
これが今回の一番の感想!
後日談(12月21日追記)
プロではない、地元の吹奏楽団のクリスマスコンサートに参加しました。
〝生感〟は凄かったですね。
受け手が求めているものは何か、受け手の認知能力は、・・・ 研修講師として考えるものがありました。