知らざるを知る

▲ 収穫間近の里芋

久々の散歩道

気温30℃が〝涼しい〟と感じられた日、久々に長めの散歩ルートを歩きました。
〝涼しい〟?、意味深な表現ですが、この地球の変化に対応せねばなりません。
私の散歩道には「里芋畑」が沢山あります。埼玉県は里芋の作付け面積では全国3位ながら、出荷額では全国1位だそうです。
この地で採れるきめ細かく白くねっとりとした食味の良い良質な里芋は、高い市場評価を受けているようです。
上の写真は、もう少しで収穫される里芋、人の背丈近くあります。例年より少し早い感じも受けますが〝収穫の秋〟です。

青パパイヤ

里芋の株は、「種芋」から「親芋」、そこから「子芋」、さらに「孫芋」ができ、食卓に上がるのは「孫芋」。子孫繁栄のため、“孫芋”のほうが養分をたくさんもらっており、美味しいそうです。

大きくて加工し難く、以前は廃棄されていた親芋ですが、埼玉県狭山市では、親芋を使った「里芋コロッケ」を地元のB級グルメとしてPRしています。ほくほく感とクリーミーさが共にあり美味しいですよ、私もいただいています。

こちらの写真は「青パパイヤ」。
沖縄ではよく見かけましたが、こちらでもこんな元気に育っていました。個人の菜園で見つけたものです(なのでお味は分かりません(^0^))。

一を聞いて十の不知を知る

「知らざるを知る」は、孔子が『論語』の「為政」で述べた「知らざるを知らずと為す是知るなり」という言葉に由来し、
「知らないことは知らないと自覚することが、本当の知るということである」
「知らぬ事を、知つたかの如く見せかけようとする人の弱さを戒めている」
との意味があります。

また、古代ギリシャの哲学者ソクラテスは「知らないことを自覚する」大切さを「不知の知」という言葉で表現しています。(「無知の知」とも表現されていますが、私は〝無知〟でなく〝不知〟を推しています。)

さて、標題の「一を聞いて十の不知を知る」は、私がコーチングを学んで標語にしたものです。
興味関心、好奇心、探究心、私は知らない、クライアントから学ぶ、分かったと思ったとき脳は停止する、
これらの教えに共通する在り方です。

「鋭く見抜く」「一を聞いて十を知る」は、コーチングを学ぶ前、私が望んでいたものでしたが、変化しました。

う~ん、今回のトピックス、前半と後半がつながらない・・・、二つのテーマをストーリー化できませんでした。