縁尋機妙

▲ 類は友を呼ぶ

縁尋機妙(えんじんきみょう)

難しい言葉に出合いました、安岡正篤​氏の言葉です。
「良い縁がさらに良い縁を尋ねて発展してゆく様は誠に妙なるものがある」
という意味です。
また、氏はこの「縁尋機妙」と「多逢聖因(たほうしょういん)」を対句にして話をしていたとのことです。
多逢聖因は、
「いい人に交わっていると良い結果に恵まれる」
という意味。

これを聞いたとき、私に浮かんだのは「類は友を呼ぶ」。
心理学では「類似性の法則」と呼ばれ、自分と共通点を持つ人に親近感を覚える心理作用を指すのですが、良い人と出会うためには自分が良い人でなければならないのでは、と思ったのです。

結局は、自分自身の在り方、自分自身を磨く姿勢が良い人との出会いにつながるのですね。

思い出しました、コーチになりたての頃「最近**なクライアントが多くて・・・」と、愚痴っぽい話を、マイコーチにしたところ、
「あなたがそういう人を呼んでいるのよ」
と言われたことを・・・、厳しいコーチでした。

秋海棠(しゅうかいどう)

9月になってもぶり返す「酷暑」、恒例化する「異常」に恐れを感じている私ですが、秋海棠(しゅうかいどう)の花は頑張って開き、「秋の入り口」を教えてくれています。

花を見て季節の移り変わりを感じられる日々(環境)が続くように願います。

今、人類が出合っている、異常と呼んでいる「地球の気候」は「縁」が「縁」を呼んだ結果なのでしょう。見方を変えれば、地球が、そこに現れた人類との関わり方を選択しているのではないでしょうか。

一個人としての智玄は、人との関わりの中で縁尋機妙・​多逢聖因を少しながら感じています。
問題はこの地球との関わり、「どうする?智玄!」。