戦略的休息術

▲ 2冊の本「TIME OFF」と「Chatter」

賢い人は、しっかり休んでいる

休息、睡眠、運動、旅、内省、創造、遊び…「高尚な余暇」こそが、あなたの“本当の力”を引き出す!「忙しい」ことは有能さの証明にはならない。働く時間は減り、“生産性”が上がる。
米国Amazonの多数分野でベストセラー獲得!燃え尽き寸前の現代人を救う実践ガイド、日本上陸!世界の賢人35人に学ぶ、忙しさを手放して成功する方法

と紹介されている本「タイムオフ」、マイコーチから教えてもらいました。
欧米文化の中で生まれた理念であろうと思って開いた初っ端に “この本は、日本で生まれ、日本のために書かれた” とありました。

タイムオフ(休息)が、創造性や生産性向上のために必要との “考え方” は、当たり前の理屈として分かるのです、分かっているのです、日本人でも。

「でもここでは無理だよ」
問題は、広く浸透している文化と常識にあるようだった。
日本の人はやさしくて、責任感と義務感が強い。そのせいで輪を乱したくないと念じるあまり、重い荷物を背負い続けている。「タイムオフ」が喉から手が出るほど欲しいのに、実質的には絶対に手に入らないと信じているのだ。
企業も個人もすごく熱心に働いているのに、こんなに何も達成できていない場所は日本以外にない。

この厳しい指摘に、「そうなんだよ」「だからコーチとして何をすれば?」。
「忙しい」という言葉を私の辞書から消して10数年経ちます。私自身が少し身につけた休息術をコーチングにどう活用するか!ですね。

並べて紹介した「頭の中のひとりごと」、こちらはクライアントさんから教えてもらいました。ほぼ同時に読んでいますが、私自身が今(本の帯に書かれているよう)「多くのことを考えすぎている」ようです。この2冊のつながりを感じつつ、こちらの本への感想は、今回は止めることにします。(タイトル紹介だけでご免なさい)

ここまで結実したレモン

こちらの写真は、5月のトピックスに掲載したレモンの花の「今」です。摘花や摘果された様子はないのですが、それぞれの場所に1つずつ結実していました。どのような最適化が図られたのでしょうか、レモンの気持ちを聞いてみたいです。
こんなことを考えながら(Chatter)の散歩も、休息(Time off)の一環なのでしょうかね。

公園に設置された「熱中症計」

その散歩先の公園にこんなもの、「熱中症計」を見つけました。
暑さ指数(WBGT)を示すもので、Wet Bulb Globe Temperature(湿球黒球温度)の略称だそうです。

表示パネルの右上にある黒球温度計は、弱風時に日なたにおける体感温度と強い相関があり、左上にある湿球温度計は、皮膚の汗が蒸発する時に感じる涼しさ度合いを表すもの、これらと通常の気温測定の3つのデーターから暑さ指数を算出しているそうです。

大きく表示されている「26.1℃」を、一瞬 “気温” のように感じてしまうのですが、これは「警戒レベル」に相当する “暑さ指数” なのでした。
表示方法に工夫が必要だな、と感じます。これは、データー収集の装置ではなく、人に訴えるものなのですから!