「ICFが定めるコーチの倫理規定」の勉強会
(株)コーチ・エイが行うウェビナー “ COACH A Magnetic ” に参加しました。
テーマは、表題の倫理規定です。
堅苦しく、難しそうなそうなテーマですが、学びが深まる3時間でした。
学びの一つは、コーチとしての在り方を問われ対話する中で、他のコーチとの共通点や相違点が見えたこと。
智玄というコーチはコーチングの本質にこだわり、それを表面(行動)にストレートに見せる人間だと言うことが分かりました。
このスタイルを20年以上通してきたのは強みですが、(そうは言っても・・・と)苦々しく思ったり、離れていったクライアントさんやコーチ仲間もいたのかな? と振り返りました。
学びの二つ目は、この勉強会の進め方。
表題で「勉強会」と書きましたが、主催者は「Magnetic」という言葉(単語)を使っています。これは「引き寄せ合う」という意味合いでしょうか? ネイティブはこういう使い方をするのでしょうか? 私にはよく分かりませんが、進行役の酒井さんが多用していたのは「対話(ダイアローグ)」という言葉でした。
■「倫理」とは何か、を対話した後、ICFが定める「コーチの倫理規定」を解読しました。その目的のポイントは
・コーチという職業を高い水準で保つ
・コーチとしての信頼を得、コーチングを受ける人の安全を保証する
にあります。
さらに、ICFのコアバリューと倫理原則として、
・プロ意識
・コラボレーション
・人間性
・公平性
を上げています。
この内容を読むと、私自身の「プロコーチとしての振る舞い」に重要な指針を与えていると思い入りました。
ダイアローグで必要なのは結論ではなく共通理解
対話(ダイアローグ;dialogue)による進行。
日本語の「対話」「対話集会」に、行政と住民/経営者と組合のような組織の“対”立構造を感じてしまうのは古い人間だからでしょうか。
しかし、コーチの、あるいはコーチングを学んでいる人の勉強会は、正にこの対話が上手く機能します。
ダイアローグは、自由な雰囲気で行われる真剣な話し合いで、相手の意見を尊重しつつ自分の意見との違いを認識して相互理解を深めることであり、そこで必ずしも結論を出す必要もなく、また両者の良い点を集めた新しい見解が生まれることをも意図しているのです。
また今回の進行の中で、三人組のブレークアウトルームセッションに「トライアード(triad)」という言葉を使っていましたが、三人組でも「ダイアローグ」を使っても良いのでは無いのでしょうか?
進行役の意図はよく分かりません。英語が堪能な方、教えてください。
ここに挿入したデンドロビュームの写真、何年も私の部屋の窓際で育てているものですが、今年は昨年より一ヶ月以上早く満開になりました。今日現在、ほとんどの花は落ちてしまっています。
でも見つけました!
今また新しい花芽が3本現れています!!