問題発言ですが
2~3年前から「あおり運転」が社会問題になり、今年、厳罰化を伴う法改正が行われました。表題の「バカは相手にしない」は、それを機に車の運転席に貼った言葉です。ここでいうバカは、一方的に暴力的行為を加えてくる相手を指していますが、この言葉が一人歩きすると「問題発言だ!」とやり玉に挙げられそうです。
これが事の発端なのですが、「バカ」という言葉を考えてみました。
自分の正しさの主張
「自分の正しさ」を主張するために「相手をバカ呼ばわりする」。
これ、ありますね。強者、パワーポジションにあるものがこれを使うと「差別的言動」「威圧攻撃、脅迫、侮辱発言」になります。
「所詮君たち(のようなバカ)には分からんだろうけど」と発言している「偉い政治家」の多いことが気に掛かっていました。そんな「偉い政治家」をバカだな~と思っている私もバカなのですかね。強者の立場にはいませんが「自分が正しい」とは思っている。
「違い」と捉える
自分の思考や行動パターン、価値観などの異なる人を見て「バカなことをする」「バカだな~」。これも、ありますね。
これは、相手を理解できないから、自分に理解できないことをする人間だから「バカ」。
だとすれば、理解できれば、違いを受け止められれば、付き合っていけるバカになるはず。
この「バカ」が、トップ画像の本「世界にバカは4人いる」のバカです。人の行動様式を分類化した「DiSCモデル」の4つの型(主導型/感化型/安定型/慎重型)を4人に代表させています。
当然、私もその分類の一つに含まれるので、異なる分類の人から見ると私はバカなのです。
自分のバカに気づく
自分自身の中にいるバカに気づくことが大切です。そして、その存在も認めてあげる。
上記以外にも「親バカ」「バカになる」「バカを装う」などなど色々なバカが居ますが、「バカ、と見られても平気で居られるのは、自分に自信がある」からでしょうね。
「バカで居たい」
これと、昔から言い伝えられてきた
「バカと鋏(はさみ)は使いよう」
が2020年、年末に行き着いた先でした。
木星と火星が大接近
「今日は木星と火星が大接近する日、これを見逃すと、生きている間に二度と見られないよ」というメールが飛び込んできました。
2020年、大きな変化が多々起こった中では小さな現象ですが、壮大な宇宙の動きの中で起こる「ほんの一瞬」の出来事を写すことが出来ました。
このような星の撮影を200mm望遠レンズ付きカメラを手持ちで行ったのですからバカですね。しかし、バカでもシャッターを押せば(行動を起こせば)何かが写る。