冒頭の3行で
“私は最近よく考えることがある。
人間の美徳には大きく分けて二つの種類があるのではないかということだ。
一つは履歴書向きの美徳、もう一つは追悼文向きの美徳。”
これは、ニューヨーク・タイムズのコラムニスト、デイヴィッド・ブルックスが著した「あなたの人生の意味」の冒頭に書かれている文章。
「履歴書向き」と「追悼文向き」この表現に引きつけられました。
現代の社会では、職業的な成功について力を注ぐことが奨励されても、内面の充実を図ることは置き去りにされがち。
それが今「with コロナ」をきっかけに、変わるチャンスを得ようとしている。正に「生き方改革」(働き方改革ではなく)ですね。
この本は、マイコーチとのセッションの中で教えられたものです。
智玄は「成功」の先、「しあわせ」にコミットします
これは、このホームページの「智玄力×パーソナルコーチ」で謳っているキャッチですが、二つの美徳はこれに通じるものがあると感じます。
目標達成を支援するコーチであると共に、常に「それは何のため?」「あなたの人生にとってどんな意味があるの?」を問い続けるコーチでありたいのです。
「人生の意味」を考え、二つの美徳を自ら主体的に選択していく・・・、その場を提供するコーチでありたいのです。
散歩道を外れた日当りの悪い林の中で「リンドウ(竜胆)」を見つけました。
苦味の強い漢方薬で知られる熊胆(くまのい)よりも更に苦いという意味で「竜胆」と名付けられたそうですが、高貴なことを示す紫色と病気に勝つことに由来する「勝利」という花言葉もあるそうです。
野に咲く花、林の木陰で密やかに咲く花の意味は何なのだろう?