狭山寄席「三遊亭兼好」独演会
落語を聞いてきました、地元の市民会館が主催する落語会で。
「愛に満ちた人間観察と、軽妙で心地のいい話芸。飛ぶ鳥を落とす勢いの落語家三遊亭兼好が・・・」と、我が家に回ってきたチラシに謳われていました。正直、私は知らない噺家だったのですが、我が家から歩いて行ける会場、そして名前から私の姓「三好」が見えて因縁を感じて行くことに。
“生”は面白く、学びがある
先ず言っておきます。「面白かった」「笑った」、好きになりました「三***好」さん。
それと前座、二ツ目、真打ちの大きな違い、もちろん厳しい修行で磨かれていくのですが、その成長過程を並べて観る訳ですからそれも面白い。「頑張れ!前座」
で、講師業を営んでいる身として参考になった「客のいじり方」、“生”の面白さ。
私が応用できそうなものを捕まえました(生の面白さではありませんが)。
「今日この会場で仕事をする割合は、私が1で皆さんが9、1:9です。私は話すだけで、それを聞きイメージをつくって笑うのは皆さん。笑うか笑わないか、聞く人の能力」という意味合い(私の解釈)の話しが冒頭に。
これは、研修会やセミナーそのものに使えそうです。また「事実と解釈」でも使えます、解釈は参加者が行うものですから。
シンクロ?
写真は、私が愛用している相田みつをさんの日めくり。丁度、この詩が現れていました。
すべては、受取手の解釈、感じ方なのです。
でもよく考えると、この詩の頭の部分は不要ですね、「うつくしいもの」などという存在は無いのですから。私の好きな詩ですが、意味合いとしては「美しいと思えるあなたのこころがうつくしい」で良いですね。