Most Likely To Succeed 上映会&ダイアローグ
ミライプラス(代表、小林誠司さん)が主催する標題のイベントに参加しました。場所は「コーチング×教育実践研究会」でいつも使わせて頂いている成城学園初等学校。そこの「つながる~む」、素晴らしいネーミングの部屋です。
映画の前半では「国における教育制度」を改めて考えさせられました。国が繁栄し国民が幸せになるために必要な教育は何なのか?仕上がり像はどのような人なのか?これは国が決めてきたのです、時代に対応して。その決められた枠組みの中で個人がやりたいこと、なりたい自分の姿をつくりあげてきたのです。
過去の教育制度で求められてきた能力の大部分が、AIやAI搭載ロボットに取って代わられる事が見えた今、教育は何を目指せばよいのか?
教員が知識を伝え覚えさせる必要は無くなるのです。
「教育(Education)」から「学習(Learning)」、
学校は「先生が教える場」ではなく「生徒が学ぶ場」になる。
抽象的ですが、これが今言える私の結論。
映画の後半で示されていた事例は、米国のサンディエゴにある公立チャータースクール High Tech High という高校。そこで行われていたのは「PBL(Project Based Learning)」、教科科目や時間割が無く、プロジェクト遂行に必要なもの(知識~人間関係)を自らが学び取っていく、驚くものでした。
実は、私も大学生相手にPBLを行った経験を持つのですが、ほんの真似事でした。
見せて、感じさせ、語らせ・・・
このイベントの進行役小林さんが取った手法は、先ず映画を見せ、参加者に感じさせ、その後グループ内で語らせるものでした。
主催者の語りは、最後にほんの少々。
ここで生まれた「問い」は、私の頭の中でず~っと渦巻いています。
「未来を委ねる子どもたちに私ができることは何か?」