溢(あふ)れる

▲ 入間川の上奥富用水堰が溢水

広範囲に想定外の雨量

昨年10月1日のトピックス写真で伝えた「溢れんばかり、狭山市の入間川の堰」(上奥富用水堰)が昨日の超豪雨台風19号により、溢れてしまいました。
写真を見比べると、今回の方が水量が多いことが分かると思います。堰の両端から河川敷に溢れ出す状態だったのです。
この状態、溢れ広がる「氾濫」までに至らない「溢水(いっすい)」と表現するそうです。

堰からの溢水で遊歩道が削られ陥没

この堰の直ぐ横を通る遊歩道は、私の散歩道。この遊歩道が冠水、陥没して通行止めになっていました。

TVニュースで見る各地の被災状況と比べれば、ここでの写真は「私は無事で元気です」「私の地域は無事でした」を伝えるメッセージになります。

私の第二の故郷、信州佐久は自然災害の無い地域と聞いていましたが、今回は千曲川が暴れました。心配しています。

芳香が溢れる

こんな大災害の中でも季節の香りが溢れて来ました、金木犀です。今年は少し遅いように思います。

ちなみに、「あぶれる」という言葉は漢字で「溢(あぶ)れる」、あふれると同じ、語源も同じです。
充分に足りている状態で、新たに入れないことを言うのですね・・・、「仕事にあぶれる」のように。

あふれ出たものがみんなの幸せに繋がるものであって欲しいです。