三嶋大社にお参り
伊豆国一の宮として栄え、源頼朝が源氏再興を祈願したといわれる、静岡県三島の三嶋大社に出かけました。
実は、昨年末の「フライング初詣」だったのですが、写真のように早々と準備が整っていました。
三嶋大社には、出雲大社の主祭神である大国主命(=大黒さま)の息子の神、事代主命(=恵比寿さま)が祀られており、伊豆唯一のパワースポットだそうです。大社横には神鹿園があり、三嶋大社の“神のお使い”は鹿かと思ったのですが、これは奈良の「春日大社」から譲り受けたもで、三嶋大社の神のお使いは「鰻(うなぎ)」でした。三島市は「鰻料理」で有名なのですが、いつから“神のお使いを食す”ようになったのでしょうか?その訳が気になります。
日本一の吊り橋
お天気が良かったので、一昨年開園した観光スポット、全長400メートルの日本一の大吊橋「三島スカイウォーク」まで足を伸ばしました。非常に“立派な”吊り橋で、吊り橋を渡る恐ろしさを全く感じることはなく、富士山や駿河湾などの絶景をゆっくり楽しむことができました。以前訪れた徳島県の「祖谷のかずら橋」は、チョト怖かったですがね。
不便益
“立派で安全”になると、恐怖心が起こらず面白くない、・・・こんなことを思っていると「不便益」という言葉を思い出しました。この言葉、京都大学デザイン学ユニットの川上浩司教授が提唱しているもので、昨年の秋に出会ったものです。キャッチにはこんな事が書かれています。
気付けばしあわせ不便の益
あなたの生活を豊かにする!
「しあわせ」「豊かな生活」は、便利さの追求からのみ生まれるものでは無く、手間暇がかかる、考えなくては出来ない、自分で動かないと出来ない、・・・これらも必要なのだと思います。昨年は「手放す」を心に留めましたが、「便利を手放す」ことも必要ですね。
本年もどうぞよろしくお願いします。