徳島県三好市まで足を伸ばしました
三好家のルーツを求め、足利幕府の後見役として天下に号令した豪勇「三好長慶」公の墓参りをしました。三好市の観光名所として有名なのが「祖谷(いや)のかずら橋」。平家一族が追っ手から逃れるために、いつでも切り離せるようにと、シラクチカズラという植物で造ったと言われています。足もとはスケスケで十数メートル下の渓流が丸見えでスリリングな吊り橋です。
「見る」をコントロール
ほとんどの人は、最初の私もそうでしたが、隙間から見える渓流に足がすくみます。 が、気付いたのです。谷底を見るから怖くなるので、見なければ良いのです、足を置く渡り木の角材に焦点を合わせれば。 「見える」と「観る」。人の脳は、視野に入るものを全て見ているのではなく、必要なものだけを見ている。この「必要なもの」を意図的に選択すれば良いのです。通常は危険を察知するように働いているのですが、それをコントロールすれば良いのです。 ここで気付きました、コーチの聴き耳は「聞こえる」と「聴く」を区別しているのですが、これと同じだ、と。「目的を持って聴く」と同様、「目的を持って観る」。そうすると違うものが見えてくるのでしょう。
2013.4.23
|